株式会社ミッションが設立された1990年代の前半は企業に環境対策室が設置され始めたときでした。前身は海外の市場調査をする組織であったので、株式会社ミッションは企業の環境対策室や国立の研究施設やシンクタンクから環境問題に関する調査業務を受注していました。

 国や大手企業の環境対策のお手伝いから出発したのです。そのあと時代の変遷があり、環境対策は一人ひとりが取り組まなければならない課題となっています。ミッションのホームページに書いた通り、現在は2030年までSDGs(持続可能な開発目標)の中の地球環境にかかわる問題に取り組んでいます。

 SDGsの17分野の持続可能な開発目標は次の通りです。「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「すべての人に健康と福祉を」「質の高い教育をみんなに」「ジェンダー平等を実現しよう」「安全な水とトイレを世界中に」「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「働きがいも経済成長も」「産業と技術革新の基盤をつくろう」「人や国の不平等をなくそう」「住み続けられるまちづくりを」「つくる責任 つかう責任」「気候変動に具体的な対策を」「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」「平和と公正をすべての人に」「パートナーシップで目標を達成しよう」。

 ざっと17項目を並べてみましたが、多岐に渡っていることがわかります。「ずいぶん沢山あるな」とも思うし、「沢山あるので、自分でもどれかできるかな」とも思います。

 ミッショングループの標榜する【グリーンケア】も「農業」「園芸」「造園」「心理」「医療」「福祉」「教育」と多岐に渡っています。このグリーンケアとSDGsとを重ね合わせて、身近な取り組みをみんなで考えていく。これをミッションは目指しています。